退職金の相場 平均と受給条件
1 退職金の相場 平均と受給条件
2 退職金相場の例
3 退職金の相場 高卒編
4 退職金の相場 大卒編
5 退職金の色々な相場
5.1 退職金を貰うために必要な最低勤務相場年数
5.2 退職金の相場の記事を読んだ人は他にもこんなページを見ています。
退職が近づくにつれて、
退職金の金額が気になることも多くなると思います。
大体みんなどれくらいの退職金を貰うのか?
退職金の相場が気になるところでもあります。
そこで退職金の相場を
調べた所ある程度
退職金についての傾向は出ているようです。
退職金相場の例
退職金の相場を調べたところある退職金統計データが見つかりました。
その退職金統計データの相場は、
基本的に学歴ごとに分けられていました。
高卒、大卒ともに学校卒業後に入社して普通に出勤してから通常の昇進を経過し、
定年退職に至った場合のリストが下記になります。
退職金の相場 高卒編
高卒の場合:
1.退職一時金のみ支給の会社での退職金相場平均
841万円です。
この841万円は企業規模を問わずに退職一時金のみ支払う企業の退職金を平均した相場です。
2.退職一時金と退職年金を支給する企業の退職金を平均した相場額
1085万円
同じく高卒でも退職一時金のみの会社と退職年金も支給する制度のある会社では約200万円の大きな差が見られました。
退職金の相場 大卒編
1.大卒の場合:
退職一時金のみを支払う会社での大卒が貰う退職金の平均相場は
858万円でした。
あまり大卒と高卒で退職一時金のみの会社の場合は変わらないようです。
2.退職一時金と退職年金を支給する企業の
退職金平均相場は
1237万円でした。
こちらの年金システムを取る企業では同じように退職一時金と退職年金を支払う企業の高卒平均相場より約200万円程高い結果がでました。
やはり、今だに学歴社会の波が残っているとも言える結果ではないかと思います。
退職金の色々な相場
上記の退職金平均相場金額を見ていかがでしたか?
上記の統計データは静岡県が発表した退職金の平均相場データを一部簡単に掲載した物です。
退職金相場のデータを見ていて他にも退職金に関係する相場を見つけましたのでご紹介します。
退職金を貰うために必要な最低勤務相場年数
退職金を貰うためには何年勤務すればいいのか
ある程度ハッキリとした傾向が出ていました。
退職金の支給条件として
- 1位が3年以上勤務
していないと退職金を貰うことができないという結果でした。
退職金を支払う企業の数の中で約45%と過半数に迫る勢いです。
それ程3年以上は勤めた方がお得みたいです
。
それ以外の勤務年数では
- 2位が1年以上で約25%と1/4程度
- 3位が5年以上で約15%程度
このデータは退職理由が自己都合、会社都合問わず同じくらいの数字でした。
若干ではありましたが、
会社都合の退職の方が早くもらえる傾向にありました。
- 退職一時金と退職年金と2種類支給される割合
先程、退職金の相場データで高卒と大卒ごとに、
退職金の平均金額を拝見して頂いたと思いますが、
退職一時金のみ支払う企業と退職年金も支払う企業では結構差があるなと思われた方も多いのではないでしょうか?
約200万円程も開くのであれば気になるのが、
退職一時金と退職年金の2つを支給する企業の割合です。
こちらも相場データがあったのでご紹介します。
退職一時金と退職年金を支払う企業の割合:
約8.1%です。
少ないですね。
退職一時金しか支払わない企業が約81.6%と大部分を占めていました。
珍しい例では退職一時か退職年金のどちらかを選択できる企業などもありました。
- 退職金を支払う企業の割合
退職一時金のみの支給が殆どなのかと上記のデータを見て残念に思われる方も多いと思います。
しかし、
退職金制度が存在する企業の統計相場データは
約78%です。
残りの22%の企業は退職金制度自体が存在しないので退職金が支給されるだけしっかりしている会社でもあります。