退職金の税金は年末調整されるのでしょうか?

会社で毎月貰っていた給与は年末に会社が年末調整という手続きを行っていたので確定申告に行く必要もありませんでした。

会社から貰える退職金も年末調整で同じように税金は処理されるのでしょうか?

という疑問が退職者の中でも多いようなので今回は退職金の税金と年末調整について掲載していきたいと思います。

退職金は毎月受け取る給与と違い、適用される税制も違う物になります

このページで退職金の税金について情報を確かめておく事で退職後の税金の手続きもスムーズに進める事が出来ます。

退職金は退職所得として扱われるため年末調整とは関係ありません。

退職金に適用される所得種類は退職所得になります。

日本国内では毎月会社から受け取っていた給与、給料、月給などを給与所得として扱っています。

会社で毎年年末に処理する年末調整は給与に対して行う税金の処理手続きになるため、退職金とは何も関係ありません。

退職金の税金は年末調整で税金が必ず処理されるわけでは無いのでその点に注意しておきましょう

退職金の税金がしっかり差し引かれているかどうかは『退職所得の源泉徴収票』を会社から貰えるかどうかによります。

退職金にかかる税金と給与にかかる税金の金額は違います。

退職金で1000万円貰った時に支払う税金の金額と給与で1000万円貰った時に支払う税金の金額は違います。

退職金には退職所得の税金の計算式が適用され、
給与には給与所得の税金の計算式が適用されるからです。

自分が退職金を会社から受け取った時に給与の源泉徴収票とは別に退職所得の源泉徴収票を貰えるかどうか?必ず確認しておきましょう。

退職所得の源泉徴収票>

すでに退職金を受け取った方は退職金の金額を証明する書類が必ずあるはずですのでしっかり金額の確認をしておきましょう。

退職金の税金は納めすぎで還付される場合があります。

退職金の税金は給与にかかる税金よりも安くなります。

退職所得の税金計算>

会社が退職金に対して退職所得として源泉徴収していれば何も問題ありませんが、給与と同じように税金の計算をした場合は税金の納めすぎになります。

この場合は確定申告をする事で退職金の税金で納めすぎた分が戻ってくる可能性がありますので確定申告をするようにしておきましょう。

退職金を確定申告する時には退職金の金額を証明できる書類や源泉徴収として徴収された税金を証明する書類が必ず必要になります。

大切に保管するようにして、確定申告に備えておきましょう。

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