退職届の理由が病気の時は一身上の都合が無難
退職届を会社に提出する際は退職届に理由も記載して上司などに提出する事になります。
会社を退職する理由が病気の場合は
一身上の都合を使う方が無難に手続きを済ませる事が出来ると思います。
この『一身上の都合』は会社側ではなく自分側の都合で退職する場合によく使用される退職理由になります。
この一身上の都合は自分の病気だけでなく
家族や両親などが病気になってしまって看病しなければいけない場合でも使う事が出来る
退職理由になります。
基本的にこちらの都合で退職する場合には使う事が出来ますので、退職届の理由を書くときには参考にされてみて下さい。
退職届のテンプレート,フォーマットページでは、
パソコンで印刷できるデータをダウンロードすることが出来ます。
病気であまり退職届を作る時間が取れない場合にはダウンロードして利用されて下さい。
仕事で病気になった時は理由が『一身上の都合』では無くなる可能性もあります。
仕事の過労や長時間の残業などで体調を崩して退職しなければいけなくなった場合は退職理由が『一身上の都合』では無くなる事があります。
仕事とは関係無く病気になってしまった場合は『一身上の都合』と退職届に書く事になりますが、会社側に責任がある可能性がある場合は『一身上の都合』と退職届に書かないよにした方が良い事もあります。
例えば病気になり退職しないといけなくなるまで状態が回復しない場合は当然ですが病院に通う事になると思います。
診てもらった時にストレスや過労などが原因の場合は仕事場の責任になる可能性も十分にあります。
このような時に自分側の退職理由になってしまう『一身上の都合』を退職届で使ってしまうと失業保険などで不利になってしまいます。
もし退職後に失業保険を申請する場合、
『自己都合退職』と『会社都合退職』では扱いや受給資格が全然違いますので注意しておきましょう。
自分だけの責任だけで無く、会社側にも病気になってしまった責任がありそうな場合に『一身上の都合』と書くと言葉通り『自己都合退職』になってしまいますので注意しましょう。
特に自分が病気で退職しなければいけない場合は完治するまで中々再就職も難しくなってしまいます。
雇用保険に1年間加入していれば基本的に失業保険を受け取る事が出来ます。
再就職までの病気を治すための糧にもなると思いますので退職理由の意思表示にだけは十分注意しておきましょう。
病気で退職する場合は退職届を郵送で送付することも視野にいれましょう。
現在病気で出勤不可の場合は直接退職届を渡す事が難しくなってしまいます。
このような場合には無理せず退職届を郵送で会社に送付することもできます。
退職届の郵送では封筒と別に郵送用封筒も準備しなければいけませんので詳しくは
退職届の封筒の書き方と郵送用封筒の書き方、封筒の色についてのページで解説しています。
会社に出勤できず退職届を郵送で送付する場合には会社に電話を1本入れて退職届を郵送で送ることを伝えると退職の手続きもスムーズに進めることが出来ると思います。
とりあえず現状は会社に出勤するよりも病気を治療することが大切です。退職届は上記ページで確認してなるべく身体に負担をかけないようにしておきましょう。
又、お世話になった会社の場合は退職届を郵送する時に添え状も一緒に同封すると郵送でも気持ちが伝わりやすくなります。
退職届専用の添え状もワードデータでダウンロードすることができますので必要な場合は使用して下さい。