退職後に夫の扶養に妻が加入するための手続き書類一覧
現在まで妻をしながら働いていたけれど、妊娠や出産、育児など何らかの理由で退職して夫の扶養家族に加入したい場合は手続きが必要になります。
妻の自分が退職後スムーズに扶養加入するために最低限必要な手続き書類についてご紹介していきたいと思います。
夫の扶養家族になる場合、
第一に
『夫の会社の保険制度を使って扶養に入る』
という事を頭に入れながら読むとわかりやすくなりますので片隅におきながら読んでみて下さい。
それでは早速ですが妻が夫の扶養に入るために必要な退職手続きについて掲載していきたいと思います。
退職した事を証明できる書類を退職時の手続きで揃える
妻が夫の扶養に入る場合、必ず夫の会社でも扶養加入の手続きが必要になります。
旦那さんは会社で社会保険に加入していると思いますが扶養加入する事で夫の会社の保険を一緒に使っていく形になります。
夫の社会保険を管理してるのは会社になります。
会社が管理している保険に扶養加入する事になりますのでそれぞれ手続きが違います。
会社によっては本当に妻が退職してこれから無収入の状態になるのか?扶養加入するための年収条件を満たしているか?
確認する場合があります。
妻が退職した事を証明する書類が必要と旦那さんが会社から言われた場合すぐに対応できるように
『雇用保険資格喪失証明書』や『健康保険資格喪失証明書』『離職票』など
退職した事がわかる書類を必ず退職時に貰えるよう手続きしておきましょう。
妻の退職証明のために必要な書類になります。
何の保険に扶養加入するかしっかり決めておく
夫の扶養に妻が加入する場合、一回の手続きで全部の扶養に加入できるわけではありません。
- 健康保険
- 年金
- 所得税
全ての扶養に加入する場合はそれぞれの条件を満たす必要があります。
健康保険と年金の扶養控除は夫の会社で行えますが所得税の場合は国が管理していますので退職時の状況によっても変わってきます。
- 年金
- 健康保険
- 所得税
それぞれで夫の扶養控除を受けるための条件は下記ページにまとめてありますのでそちらをご覧下さい。
それぞれ扶養加入する場合、年収や予定年収の上限額が定められています。健康保険などは上記でもお伝えしたように夫の会社が管理していますので上限額などに違いがあったり別の扶養加入条件がある事も。
一般的な会社で使われ、話していてもよく聞く年収103万円未満などの条件は扶養控除手続き一覧に掲載してあります。
ここまでお伝えしてきたように
妻で退職後に夫の扶養家族に入る場合も様々な手続きが必要になる事があります。
まだ退職する前にこのページを読んだ場合は予め旦那さんに聞いてもらった方が扶養加入手続きもスムーズに進める事が出来ます。
扶養加入に必要な書類をしっかり揃えるためにも事前の確認が大切です。
すでに退職済みの場合は前の会社からどんな退職書類が届けられたか?
必ず確認しておくようにしましょう。
退職した事を証明できる書類や保険の資格が無くなった事を証明出来る書類は扶養加入時にも大切な書類になりますので必ず保管しておきましょう。