退職の手続きマニュアル(必要書類一覧付き)

普段行う事のない退職の手続きは実際手続きをする時に戸惑いやすくなってしまいます。

そこで今回このページでは退職の手続きが円滑に進むように退職の手続きマニュアルを作成しました。

会社に退職の手続きを申請する前などに確認してもらえれば手続きも進めやすくなると思いますので是非参考にして下さい。

退職の手続きマニュアルではまず手続きの順番をお伝えしていきたいと思います

手続きの順番を把握する事で大まかな全体の流れを掴む事ができます

手続きを進める時にどんな書類手続きが必要になるかなども理解できると思いますので、早速ですが退職の手続きの順番マニュアルから見ていきましょう。

退職の手続き順番マニュアル

退職の手続きの順番を今からお伝えしていきたいと思います。まず1番最初に済ませなければいけない事は退職の考えを上司に伝える事です。

上司に伝えて許可をもらう所から退職の手続きは始まります。

順番としては、

上司に退職の考えを伝える

退職日が決まる

退職願(退職届)を作成して提出する

退職後にも使用する
・健康保険
・雇用保険被保険者証
・離職票
・年金手帳
・源泉徴収票
の書類の手続きを済ませる。

職場に引き継ぎなどがあれば行う

退職の挨拶を上司や同僚、取引先に行う

退職金、有給休暇を確認する

退職日に退職する

全体的に見ると退職の手続きマニュアルはこのようになります。

退職の意志を上司に伝える

退職の手続きをスムーズに進めるためにもまずは上司に伝える事が大切です。
上司に退職の考えを伝える時には、
『これまで色々お世話になりました。』
『色々と仕事を教えて頂きありがとうございましま。』
など感謝の気持ちを伝える事が大切です。

そうする事で上司も退職の手続きを進んで協力してくれる可能性が高くなります

退職日もまずは上司に聞いて確認しておきましょう。

退職願(退職届)で正式に会社へ退職を申請する

上司に退職の考えを伝え、何月何日が退職日になるか決まったら退職願(退職届)を作成しましょう。

退職願も退職届も退職の意志を会社へ伝える大切な書類になります。

正式に手続きする事で会社側もしっかりと退職の手続きを進めてくれるでしょう。

健康保険,年金手帳,雇用保険被保険者証,離職票,源泉徴収票を確かめる。

退職の手続き書類でもある退職願(退職届)が会社に通ったら本格的に退職時の必要書類を1つず確認していきましょう。

会社の社会保険に加入している場合は
厚生年金を退職後→国民年金へ

健康保険を退職後→国民健康保険へ

それぞれのページで切り替え手続き時に必要な書類を掲載しています。

退職願(退職届)提出後、会社に必要書類の申請をするためにも書類名を確認して会社に発行申請をしておきましょう。

源泉徴収票や雇用保険被保険者証などについても退職後の確定申告や失業保険の申請で必要な書類に該当します。

退職後に確定申告や失業保険の申請を予定している場合には健康保険や年金手帳と同じくらい必要な書類になりますのでいつ頃入手できるか確認しておきましょう。

職場の業務引き継ぎなどに注意する

退職前に自分の業務内容などで引き継がなければいけない事がある場合は注意しましょう。

ここまでお伝えしてきた退職後必要になる書類なども基本的に退職前に会社と手続きをします。

日常業務と合わせて引き継ぎ業務などか混ざってくると忙しくなり書類の発行申請などを忘れてしまう可能性があります。

忘れてしまうと退職後に会社へ電話などで請求しなければいけなくなってしまいますので大変手間が掛かってしまいます。

引き継ぎなどで忙しくなっても必ず退職前に必要書類の事は会社へ伝えておきましょう

退職の挨拶を上司や同僚、取引先に行う

退職の手続きを済ませた後は最低でも上司に挨拶をする事になると思います。

役職などに就いていた場合は上司だけでなく職場の同僚や部下に向けて退職の挨拶スピーチを求められる事があるでしょう。

その時には挨拶文を考えなければいけなくなります。

普段退職はしないものなので、いきなり挨拶を振られても何と言えばいいか分からなくなってしまうかもしれません。

退職の挨拶文をまだ考えていない場合や忙しくてそこまで手が回らない場合はOutlookShare.comで用意した挨拶文を参考にして下さい。

退職の挨拶>

そのまま言っても大丈夫ですが自分の言葉や言い方を用意した挨拶文の中に織り交ぜていくと気持ちの籠った挨拶文を簡単に作る事ができます

一言でも良いので思いついた言葉などを使ってみて下さいね。

退職金、有給休暇を確認する

退職日前は書類の手続きや業務の引き継ぎなどで忙しくなりますが、
これまで勤めて溜まった分の有給休暇は使えるタイミングで全部消化する必要があります。

職場によっては忙しく、退職日までに有給休暇を全部消化できない会社もあるでしょう。

退職日までに全部有給休暇を消化できるかどうか、? 早めに確認しておく事で有給休暇のスケジュールを決めやすい状況にする事ができます。

又、勤続年数などで退職金が有る会社が多いと思いますのが自分の場合は退職金をいくらぐらい貰えるのか調査してみましょう!

退職金を受け取った場合は普通の給料とは違うお金になりますので退職金は税金も優遇されます。

退職金が有る方は、退職金の源泉徴収票をもらえるかどうかも退職前に確認しておきましょう。

退職金の源泉徴収票>

円満退職で退職日を迎える

ここまで上司に退職の考えを使えるところから必要書類の申請、職場への挨拶まで全体的な流れと必要な物についてお伝えしてきました。

円満に退職するためにはこのように色々な手続きや職場への気遣い、上司の協力などが必要になります。

特に円満退職したい場合は

・上司へ挨拶
・同僚や部下へ挨拶
・仕事関係者へも挨拶

挨拶ばかりになりましたがそれだけ退職時の挨拶も大切な物になります。

それだけでは無く、自分が必要な書類もしっかり会社から貰わなければ円満退職は成立しませんので必ず会社へ発行申請手続きなどを行うようにしておきましょう。

ここまですれば後は、
用意した挨拶文を持って円満に退職日を迎え、
最後の出勤を終える事になります。

最後の出勤の日は家族などにも感謝の言葉を伝え、円満に退職を済ませましょう!

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