65歳の退職手続きガイド
満65歳で退職手続きを行う方向けに退職の手続きをご案内しています。
まずはお勤めご苦労様でした。
65歳で退職の場合日本では晴れて定年退職をされる方がほとんどでは無いかと思います。
退職までどのくらいの期間を残してこのページを見られているかは分かりませんが出来るだけ退職後に再度連絡しなければならないような状況は避けらるようにご案内したいと思います。
退職間際は引き継ぎなどで忙しい時期になると思いますので手続き忘れだけには十分ご注意下さい。
それでは早速ですが65歳の方が退職の手続きをされる時の流れと必要書類などについてご案内致します。
退職金、共済金などの情報は必ず整理しておきます。
65歳で退職をされる場合、基本的に会社の定年退職の年齢に該当します。
これまで働いてきた会社から退職金を受け取ったり、今まで個人的に納めてきた共済金、確定拠出年金などがあれば受け取れる金額を必ず確認しておきましょう。
退職後に退職金やその他の退職手当が支給された時に金額が間違っていないか?確認する事が出来ます。
老後の生活を支える大切なお金になりますのでまずは退職金や共済金などを整理しておきましょう。
健康保険は退職後 国民健康保険に切り替える必要があります。
65歳で退職の手続きを済ませて退職した後は、これまで使用していた会社の健康保険を使う事が出来なくなってしまいます。
そのため退職の手続きを行う時は健康保険の切り替え手続きがスムーズに進むよう資格を喪失した証明書や離職票を必ず発行してもらう必要があります。
国民健康保険の切り替え手続きは基本的に市役所や町内の役場で行う事になりますが、その時に何らかの書類が必要になります。
市役所によって離職票で良いところと健康保険資格喪失証明書でなければ手続き出来ない所とバラバラなようなので、
出来るだけ健康保険資格喪質証明書の発行を退職の手続き時に申請しておいた方が良いでしょう。
65歳の定年退職者専用の退職願の書き方
65歳で定年退職する場合、会社で退職願などの書類が用意されてあればそれに記入するだけで構いませんが
用意されていない場合は自分で退職願などの退職の意志を表明する書類を準備しなければなりません。
退職願の書き方は退職理由によって書き方が変わるため定年退職という理由にそった退職願の書き方をする必要がマナー上あります。
OutlookShare.comで定年退職者専用の退職願の書き方を用意しましたのでこちらのページをご覧下さい。
定年退職後は確定申告の必要があります。
これまで会社の年末調整で確定申告をしていなかった場合は退職の年の確定申告をする必要が出てくる可能性もあります。
特に退職金や退職手当など退職時の所得に関わる物は給与収入ではなく退職所得として税金が優遇されています。
受け取った退職金などはしっかり確定申告する必要もありますし、税金が優遇されているため退職後の翌年に手続きを行うと還付される場合があります。
そのため退職する前には源泉徴収票や退職金に関わる源泉徴収票、退職金や退職手当の金額を証明する事が出来る書類を必ず会社から発行してもらえるように手続きしておきましょう。
ここまで退職の手続きを行うにあたって重要度の高い項目を優先してお伝えしてきました。
特に退職金の金額や受け取った収入を証明出来る書類は翌年の確定申告で必ず必要になります。
なければ税務署から指摘されます。
又、健康保険の切り替え手続きは退職後出来るだけ早く済ませておかなければ病気になってしまった場合全額負担になってしまいます。
健康保険の資格喪失証明書も必ず会社から発行してもらうようにしておきましょう。