退職の手続き
退職の手続きを取る時は下記の物を手続きしておいた方が退職後に困る事も無くなります。
- 退職願(退職届)
- 健康保険
- 雇用保険被保険者証
- 年金
- 扶養加入の場合
- 離職票
- 源泉徴収票
こうしてリストにしてみると結構な数の書類が上がってきます。
またこれだけで済めば良いのですが人によっては他にも手続きしなければならない書類などがあると思います。
最低限上記に掲載した物は優先して手続きを進めた方が良いと思いますので上記の書類の使い道などについてこのページでは解説していきたいと思います。
退職願(退職届)
退職願(退職届)は会社に退職の意向を伝える大切な書類になります。
退職理由や退職日なども記入するためハッキリと退職の手続きを進める事ができるようにもなります。
社会人の方で退職する時などには必ず準備しておいた方が良い書類になるでしょう。
退職願、退職届の書類の意味はどちらも退職の意向を示す書類になりますが若干意味や効果が違います。
下記ページでは意味の違いや書き方について掲載していますので必要な場合は参考にして下さい。
健康保険
健康保険は皆さんが知っている通り病院を3割負担で済ませるための大切な保険になります。
会社の社会保険で健康保険に加入していた場合は退職後に転職するかどうかで手続き方法も変わってきます。
転職先で社会保険に加入するのであれば次の会社で手続きを行えば良いのですが転職しない場合などには国民健康保険に切り替え手続きする必要があります。
退職後、無保険にならないように必ず手続きの準備をしておきましょう。
手続きの時は離職票などの書類が必要になります。
雇用保険被保険者証
雇用保険被保険者証はこれまで雇用保険に加入していた時に番号が割り振らていて、雇用保険に加入していた証明書類になります。次の転職先などで入社手続きの時に必要になる事もあります。
また、ハローワークに行く場合も必要になる事があるので退職の手続きの時に確認しておきましょう。
年金
年金も健康保険と同じように社会保険に加入していた場合は退職後の転職によって手続きが変わってきます。
転職先で社会保険にまた加入する場合はそのまま入社手続きで加入する事になりますが転職しない場合は国民年金に切り替え手続きしなければなりません。
退職後の状況によって年金の手続きは変わります。
扶養加入の場合
退職後、両親や夫の扶養に入る場合は扶養加入先によって手続き内容が変わります。
離職票
基本的に退職すると会社から送られてくる書類が離職票になりますがしっかり手続きを取っておかないと発行してこない場合もあるかもしれませんので退職前には1度離職票についても確認しておきましょう。
退職の手続き 離職票の発行申請>
離職票は退職後に失業保険を申請する場合に使用する事もありますので失業保険を受給予定の方は必ず手続き時に何日頃届くか?確認しておきましょう。
源泉徴収票
源泉徴収票はこれまでの収入金額を証明するための大切な書類になります。
退職後に転職しなければ年末調整が無くなり、確定申告が必要になりますのでその時には源泉徴収票などで収入金額を証明する事になります。
また国民健康保険に加入した後も収入金額によって保険料の負担金額が変わる場合もありますので手元にあった方が良い証明書類になります。
ここまで退職の手続き時にチェックしていた方が良い書類について解説してきました。
退職の手続きを取る時には会社に1度聞いておく事で忘れられる事も無くなるかと思います。
書類の内容についても簡単にですがご紹介してきましたので必要そうなのがあればそれを優先的に手続きする事で退職後困る事も無くなります。