退職前,退職時,退職後の健康保険手続き法
退職前,退職時,退職後に健康保険の手続きの準備やスケジュールを立てておくと、
退職後に健康保険で困る事が無くなります。
今回このページでは退職前に健康保険関連で準備できる物や
退職時に健康保険関連で手続きをしっかり行っていた方が良い物について掲載していきたいと思います。
時期別にご紹介していきたいと思いますので状況に合わせて参考にしてみて下さい。
退職前の健康保険関連で手続きする書類
退職前の場合は健康保険だけでなく他の退職手続きもしなければいけなくなる時期になります。
そのため色々な手続きが重なってしまい整理するだけでも大変です。
そんな中でもやはり健康保険は医療費などに関わってくるため優先して済ませておいた方が良い書類になると思います。
退職後すぐに転職して、転職先ですぐに社会保険に加入できれば特に気にする必要も無いと思いますが、まだ退職後の予定が決まっていない場合には国民健康保険への切り替え手続きが必要になります。
国民健康保険への切り替え手続きがスムーズに進むよう『健康保険資格喪失証明書』を退職前に申請しておきましょう。
この『健康保険資格喪失証明書』は社会保険の健康保険から国民健康保険に切り替える場合、手続きで必要な書類になる可能性もあります。
退職前にしっかり発行申請の手続きを会社にしておくと、もし退職後健康保険に困った場合でもすぐに国民健康保険に加入する事ができます。
退職時の健康保険の手続きについて
退職時の健康保険の手続きで一番注意しなければいけない事は健康保険証の返却と今後の手続きスケジュールです。
これまで会社の社会保険で健康保険に加入していた場合は健康保険の任意継続手続きをしない限り会社の健康保険では無くなります。
基本的に会社を退職する時に健康保険証も使えないので返却します。
会社の健康保険を任意継続手続きしたい場合には会社が加入している健康保険組合によって多少決りなどに違いがあるかもしれません。
詳しくは退職しても会社の健康保険を任意継続手続きで利用出来る?任意継続の解説と手続き方法でもご紹介しています。おそらく任意継続手続きは会社に問い合わせが必須になります。
退職する時はこれまで使用する事ができた健康保険証を返却しなければいけなくなりますので少々不安にもなります。
退職時に手続きを済ませた後、いつ頃までに新しい健康保険の手続きを済ませるべきか期限を決めておく事で病気のリスクも回避する事が出来ます。
退職時にしっかりこれからの健康保険の手続きスケジュールを組んでおきましょう。
そうする事であまり無いとは思いますが、もしすぐ病気になっても安心して病院に通院する事が出来ます。
退職後の健康保険の手続きはお早目に
退職後は国民健康保険に加入するのか?
任意継続手続きをするのか?
転職先で新しい健康保険に加入するのか?
扶養で保険に加入するのか?
それぞれ違う手続き方法になると思います。
定年退職などで転職先の保険ではなく、国民健康保険に加入する場合は退職前の健康保険関連で手続きする書類でご紹介した『健康保険資格喪失証明書』などを持って手続きに行きましょう。
国民健康保険の加入手続きを行ってくれる場所は、ご自宅を管轄する市区町村市役所や国民健康保険センターになります。
町の市役所によっては『健康保険資格喪失証明書』が無くても退職した事が証明できる離職票などがあれば手続き出来る事もあるようです。
しかし、町によってはなので注意が必要です。
手続きの厳しい地域では上記でご紹介した
『健康保険資格喪失証明書』が無ければ手続きできない事もあるようなので、退職前なら会社に発行して貰って損はなさそうです。
あくまで市役所ごとに差があるようなので、
分からなければ自分の市役所に行って確認する方が確実です。
転職先が決まっていて健康保険に加入する予定もある人は退職後特別手続きをする必要もありません。
転職するのに時間が掛かりそうな場合は同じように国民健康保険に切り替える手続きが必要になります。