強度近視は目の病気に関係する可能性も・・・

強度近視にかかってしまったら毎日注意して生活する必要があります。
強度近視は近視と違い大変強い近視の状態であり、近視と比較すると他の目の病気と強度近視で合併症を起こす例も見られているからです。

そのためどのような目の病気にかかる危険性があるか?
これを知ることで強度近視の合併症を防ぎ新しくかかってしまう可能性のある目の病気を予防しましょう。

強度近視に関係する危険性がある病名

強度近視に関係する目の病気は様々で数多く存在します。
強度近視になってしまった場合には下記の目の病気にも気をつけることで強度近視から発症する可能性のある合併症を防ぐことができるでしょう。

網膜剥離

網膜剥離は近視傾向にあると発症しやすくなるようです。
強度近視の場合には近視と比べると眼軸の伸びが長く、
網膜も伸ばされてしまう可能性も近視より高くなってしまいます。
そのため網膜の周辺に傷がついたり穴が空く可能性が高まることが指摘されています。

後部ぶどう腫

後部ぶどう腫は強度近視による眼軸の伸びが関係して発症する目の病気です。

強度近視は通常よりも眼軸が伸びていることから、眼球も後方に伸びることもあります。
後方に伸びてしまいはみ出る状態が後部ぶどう腫になります。
後部ぶどう腫は同時に
網脈絡膜萎縮という病気にもかかり強度近視との合併症に結びついてしまいます。
このような状態は急激な視力低下を引き起こす原因にもなります。
上記のように合併症から急激な視力低下が起こった場合には強度近視から
変性近視と病名が変わることもあります。

黄斑円孔・中心窩分離症

強度近視による眼球の変化がありますが、
この眼球の変化は近視にも見られます。
強度近視の眼球の変化は激しくいびつな形になることから網膜が対応できずに黄斑円孔・中心窩分離症になります。
この黄斑円孔・中心窩分離症は中々治らないみたいなので発症したら覚悟が必要ですね。
視力が戻ることもないようです。

緑内障

緑内障も近視傾向にある人はかかりやすいようです。
強度近視も緑内障にかかるリスクが高く、強度近視の場合は近視に比べて
視神経が弱いことが原因とも言われています。

近視では緑内障が発症したとしても判断が遅れることもあり、
近視性緑内障にはまだたくさんの不明点があります。
視界は至って健康な状態であっても年齢を重ねるごとに視覚異常が引き起こる可能性もあると念頭におくことも強度近視の方にはとても必要なことです。

強度近視は目の病気に関係する可能性も・・・の記事を読んだ人は他にもこんなページを見ています。


このページの先頭へ