退職願の書き方 例文一覧
退職願の書き方例文を一覧にして掲載しています。
退職願の書き方は会社を辞める時の状況によって書き方が変わってきます。
間違った書き方をしてしまうと書き直さないといけなくなってしまいますので、
退職願を作成する前に一度確認しておきましょう。
退職願は会社を退職する日から遡って遅れても2週間前までには会社側に提出するようにしておきましょう。
退職願の書き方例文一覧では3種類の退職理由を元に退職願例文を作成しています。
状況に合った退職願の書き方例文を参考に退職願を作成して下さい。
それでは早速ケース1から見てみましょう。
退職願の書き方例文1 自己都合退職編
退職願
株式会社◯◯
代表取締役社長
自都合 退職 (社長名)殿この度、一身上の都合により平成◯◯年◯◯月◯◯日をもって退職致したくここにお願い申し上げます。
以 上
平成◯◯年◯◯月◯◯日
自己都合部退職取扱課
苗字 名前 印
自己都合で退職する場合に使用する事が出来る退職願の書き方例文になります。
自己都合とは
転職、
引越し、
体調不良、
起業、
など自分から起きる理由で退職する場合の事を言います。
自分起因の理由の場合には基本的に
『一身上の都合により』
が退職願に書く理由になります。
退職願の書き方例文2 寿退社編
寿◯◯株式会社
代表取締役社長
寿 祝退職 (社長名)殿退職願
この度、結婚により平成◯◯年◯◯月◯◯日をもって退職いたしたくここにお願い申し上げます。
以 上
平成◯◯年◯◯月◯◯日
寿退社部おめでとう課
苗字 名前 印
結婚を理由に寿退社する場合に使用できる退職願の書き方例文になります。
例文1の自己都合編と見比べるとわかると思いますが、
退職願
と中央に書く順番
と
会社名、社長名を書く順番が逆になっています。
この順番は書類によって違いがありますので一概にどちらが正しいなどはありません。
又、株式会社◯◯と◯◯株式会社の違いがあります。
会社名の前に株式会社を書く前株と会社名の後に株式会社を書く後株の違いです。
間違いやすい部分になっていますので確認が必要になります。
本文は例文1の『一身上の都合により』の部分を
『結婚により』
に変えています。
これは寿退社の場合にはどちらでも構いません。
寿退社なのでわかりやすく結婚によりと記載しました。
退職願の書き方例文3 会社都合編
会社都合◯◯株式会社
代表取締役社長
会社 非雇 (社長名)殿退職願
この度、雇用契約の終了に伴い平成◯◯年◯◯月◯◯日をもって退職いたしたくここにお願い申し上げます。
以 上
平成◯◯年◯◯月◯◯日
会社都合部非余裕課
苗字 名前 印
会社都合で退職しなければいけなくなった場合に使用する事が出来る退職願になります。
この退職願の例文は本文に
『雇用契約の終了に伴い』
と記載している所がポイントになります。
会社都合で退職しなければいけなくなった場合には退職願に『一身上の都合』と記載しないようにしましょう。
そうする事で自分の意思で辞めた訳ではない事の証明になります。
失業保険の給付条件なども理由別に変わってきますのではっきりと会社都合と記入するようにしましょう。
退職願の書き方例文を3種類掲載してきました。
退職願は見て頂いてもわかる通り、
退職する時の状況により退職願の書き方が変わってくる事が分かったのではないかと思います。
退職願を作成する前には
・何の理由で会社を辞めるのか?
・前株、後株の会社名は大丈夫か?
・正式な退職日は決定しているのか?
を必ず確認するようにしておきましょう。
そうする事で退職願を間違う事なく作成出来、書き直しの2度手間を回避する事が出来るでしょう。