退職願と退職届はどっちを提出すればいいの?

退職願と退職届はどっちの書類を提出すれば良いの?と違いがわかりにくいと思いますので、これから退職願と退職届のどっちを提出すれば良いのか状況別に掲載していきたいと思います。

退職願と退職届の意味をそれぞれ抑えて、どっちを提出するにしても適切な書類を職場に提出出来るようになっておきましょう。

それではまず最初は退職願の意味と使う状況について掲載していきたいと思います。

退職願を提出しなければいけない場合

退職願と退職届どっちを提出すれば良いかわからない。

という状況の場合にはとりあえず退職願で問題ないと思います。

退職願の書類の意味は
『平成◯◯年◯月◯日に退職させてもらってもよろしいですか?』と職場にお願いする形式の書類になります。

なので退職願の本文を正式に書く場合には
『平成26年11月30日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。』

というような書き方をします。

このように最後はお願い申し上げます。で終わりますので会社の了解を得て辞めます。という流れになるのが退職願の意味になります。

基本的には退職願で問題ないと思いますがもう一方の退職届を見てみましょう。

退職願と退職届の本文の違いと退職届の意味

ここまで退職願の本文を例に意味を掲載してきましたが退職願と退職届では何に違いがあるのか?

書類の本文を元に解説したいと思います。

退職願は会社に退職をお願いした後了解を得られれば辞めるというような流れになりますが、もう一方の退職届は退職します。という会社への宣言としても使用する事が出来る書類になります。

そのため退職届を書く時にも本文は
『平成26年11月30日をもって退職致しますので、お届けいたします。』

というような書き方をします。

退職願と比べてみると、

退職致したく、ここにお願い申し上げます。
とは全然違いますね。

このように退職届は会社を辞める事を宣言する意味も含んでいますので、
会社を辞めたくても辞めさせてもらえない人が使う事もあります。
理由は簡単で退職届の提出を受けた会社側は民法上、退職届を書いた労働者を辞めさせなければいけない法律があるからです。

このように法律の視点から見てみても退職届には労働者の権利が含まれている書類になります。
それ以外にも会社の就業規則の年齢に達してしまう定年退職時などには退職届を提出して確実に辞める事になります。

退職願と退職届 どっちを結局渡せば良いのか?

結局退職願と退職届どっちを会社に提出すれば良いのか?
判断するのであれば、会社に辞職する話しが通っているのか?いないのか?を振り返ってみましょう。

会社が既に退職する事を知っているまたは認めている場合には退職願で問題ありません。

会社が承諾を濁しているけど転職が決まっていて辞めなければいけない場合や引き止めがしつこくて中々辞めさせてもらえない場合は退職届を提出しましょう。

中には会社が退職の意向を知った時に上司か
ら退職届を書いてくれと頼まれる場合もあると思いますがその時には書類の意味を理解していないと思われますので、
素直に退職届を提出するようにしておけば問題ないのではないでしょうか?

それ以外には上記でお伝えした定年退職時や結婚や出産などで退職しなければいけない場合には退職届を提出します。

上記の例を参考に退職願と退職届どっちを提出すれば良いか?
判断してみて下さい。

どうしてもわからない場合には直接上司に聞いてみましょう。

他のページでは退職願や退職届の書き方やテンプレートを掲載していますので各書類を作成する時には使用してみて下さい。

退職届の書き方>>

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