近視の原因

近視の原因を確実に間違いなく見つけることは現時点の医学では対応しきれていないようです。

そのため近視の原因には様々な要因が絡んで近視になると判断されるようになりました。

その中から代表的に考えられている主な近視の原因についての見解をご紹介します。

遺伝性近視


近視は様々な要因から症じることが伝えられていますが、その中でも多く近視の原因として囁かれるのが遺伝から近視になる仮説です。

遺伝性をもった近視とは両親やお爺さん、お婆さんが近視で視力が悪かった場合にはその子供も基本的に近視になってしまうという考え方です。

細胞学で近視の遺伝性が伝えられていることもあるのでそのように考えてしまっても仕方ありません。
遺伝子が近視を持っていることが特定されていて、どんな遺伝子が近視になるかもすでに特定されているようです。

遺伝性近視の場合には6歳から12歳までの間くらいに成長する過程で近視が進行するようです。
近視の原因が遺伝性ということであればかなりの確率で近視を発症してしまうようです。

しかし、全員が全員遺伝で近視になるとは決まっておらずその他の様々な近視要因を合わさり近視になることも確認されているようです。

 

眼からの距離が近視の原因


2つ目の代表的な近視原因に『眼から物を見る時などに近すぎる』と近視の原因になると言われています。
近視の要因は様々なことが絡み実際に近視になると考えられていますが、
その中でも上記に記載した遺伝性と眼からの距離は有力な近視原因のようです。
近視になると基本的に視力が元には戻らないと言われていますがこれには理由があり、
目から見る物が近すぎると焦点が正視の時と合わずに目の奥にある水晶体というカメラでいうピントを合わせる部分が伸びてしまい目が霞んだり、遠くの物がだんだんボヤけて見えるようになり近視になります。
ついつい目からの距離が近くになりすぎてしまう
勉強時の読書であったり、パソコンでのオフィスワークで長時間見続けなければいけない環境などに身を置いている人ほど2つ目の近視の原因に深く関わる可能性が高いと思われます。
ですので本や書類、パソコンなどで長い時間目を使わなければいけない時などには十分に眼と対象物の距離に注意する必要があります。
でも集中してついつい目を近づけすぎることもあるかと思いますのでその時には短い間隔でアラームをかけ、眼を休めたり、目からの距離は近すぎないかを自分で確認するようにすると近視を悪化させたりすることを防ぐことができ、近視予防を行うことができます。

 

くれぐれも自分はもう視力が落ちて治らないからなどと諦めないようにして下さい。
何もせずに視力低下が進行しすぎると強度近視という白内障という病気の合併症をひきおこしやすい近視へと悪化してしまいます。
今回上げた2つの近視原因
遺伝性』と『眼からの距離』に該当するのであればこれからも注意が必要になります。近視の進行には要注意です。

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