退職証明書の書き方

退職証明書は会社側と請求した退職者との私的文書であるため、
このような順番で書かなければいけないなど、書き方や書式の規則はありません
しかし、
通常は退職者側が退職証明書を請求して来た時に記載して欲しい内容を要求して来ることになります。
退職証明書を退職者から請求されたのなら、
必ず遅延することなく発行しなければいけないと労働基準法で定められています。
退職証明書を請求された場合には速やかに書いてしまいましょう。

又、退職証明書の書き方には多少暗黙のルールが存在します。

退職証明書の書き方として正しい書き方は、

請求された必要項目のみを退職証明書に記載する」書き方が退職証明書の正しい書き方になります。

ですので退職証明書を退職者から請求された場合には具体的に何の項目を記載すれば良いのか?

必ず確認してから退職証明書を発行するようにしておきましょう。

書かなくてもいい内容を書かないためも記載内容の確認は大切です。

退職証明書の用紙を持っていない場合には>退職証明書とは?ダウンロード用ひな形、テンプレートサンプル付<からダウンロードして下さい。

退職証明書のひな形はワードで作成しています。

退職証明書の書き方(内容編)

退職証明書の書き方についてこの見出しでは退職証明書の記載内容について掲載したいと思います。

退職証明書に記載できる内容は5項目存在しますので全てご紹介します。

又、退職証明書の内容は>退職証明書とは?ダウンロード用ひな形、テンプレートサンプル付<にも書いてあります。

それでは早速、退職証明書の内容から見てみましょう。

退職証明書の内容 賃金

退職証明書では賃金を記載することも出来ます。書き方としては月収〇〇万円などと賃金を記載します。
退職証明書を必要としている先が年収を希望している場合には年収を記載した方が良いでしょう。
(注:退職証明書は私的文書のため年収、月収の賃金どちらかを記載しなければいけない取決めなどはありません。)

退職証明書の内容 勤続勤務期間

退職証明書の内容に勤続勤務期間を掲載することもできます。
希望があった場合には入社日から退職日までの期間を記載するようにしましょう。

退職証明書の内容 役職や権力

退職証明書には退職者の役職や権力についても記載する事があります。
退職者はどのような役職に就いていたのか?何か権限を持っていたのか?などを明確に書く書き方の方が良いでしょう。

退職証明書の内容 職種

退職証明書に職種を書く必要があるかもしれません。退職証明書の職種の書き方としては、求人誌に掲載されているような書き方で問題ないかと思います。
例:IT技術者、作業員、事務業務など

退職証明書の内容 退職理由

退職証明書の記載内容に退職理由を請求されることもあるでしょう。退職証明書に理由を記載して下さいと請求された場合には、
退職理由が退職者の本人都合なのか?会社側の都合による退職なのか?理由を明確に記載する書き方が大切です。

退職証明書の書き方がわかったら印鑑を用意しましょう。

退職証明書の書き方がわかったら次は印鑑を用意するようにしておきましょう。

退職証明書を発行したことを証明する印鑑を使用する場所がありますが、

退職証明書に使用する印鑑は角印や捨印などで構いません。会社の大切な印鑑である実印を使用する必要はありません。

退職証明書はあくまでも私的書類になりますので使用する印鑑にも注意しましょう。

退職証明書 書き方の注意点

請求された退職証明書の内容の中に
退職理由』があるなら注意が必要です。

相手側の自己都合退職である場合にはそのまま書くだけでいいのですが、
請求して来た退職者を解雇した場合には、
その理由も含めた内容を退職証明書に記載しなければいけない義務が会社側にあります。

また、退職時に退職者本人と会社間で退職理由の認識に相違がある場合には
退職証明書に退職理由を記載した物を発行した場合にトラブルを起こす可能性がありますので、
いずれにしろ
退職理由の確認が必要になる時があります。

 

また、確認ですが上記にも記載したように退職証明書には請求された以外の内容は書く必要がありませんので、
その点も書き方に注意が必要です。

退職証明書に記載できる内容は下記ページ
退職証明書とは?
退職証明書のテンプレートも退職証明書とは?のページからダウンロードできます。

 

また先程お伝えした通り、
退職証明書の内容は請求してきた退職者ごとに
違いがありますので、
退職証明書は1人1人内容が違う書類になります。
なので、
退職証明書のテンプレートを使用する際にはWordで編集が必要です。
Wordを持っていない
場合には
退職証明書請求者に退職証明書の用紙を持って来てもらうか、
フリーのWordソフトをPCにダウンロードして編集する必要がありますので注意しましょう。

退職証明書記事一覧

このページの先頭へ