FX(外国為替証拠金取引)のメリットとデメリット
FX(外国為替証拠金取引)は少ない資金でも投資活動を行える便利な取引ツールになります。
なんとなくイメージとしては投資のジャンルに該当するため、
資金で100万円以上は当たり前に持っていないと投資すら出来ないようなイメージがありますが、
このFX(外国為替証拠金取引)はわずか1万円程度からでも投資を始める事が出来ます。
まずはFX(外国為替証拠金取引)のメリットである金利と差益についてご紹介していきます。
まずは金利からご説明していきます。
FX(外国為替証拠金取引)の金利、スワップとは？
FX(外国為替証拠金取引)のメリットである金利についてご説明します。
FX(外国為替証拠金取引)で投資を行う場合には必ず2カ国の通貨に関わる事になります。
よくニュースなどで報道されているドルと円の為替レートを例に金利についてご説明したいと思います。
今現在2014-8月は円とドルの金利がそれぞれ
円は0.1%
ドルは0.25%
と設定されています。
上記の金利を見るとドルと円の間には0.15%の金利差があります。
この金利差がFX(外国為替証拠金取引)の金利になります。
上記の場合にはドルが円よりも高金利になりますので、
円を売ってドルを買うと金利差から利益が発生します。
また、この金利差から出る利益を
FX(外国為替証拠金取引)ではスワップポイントやスワップなどと言ったりします。
このスワップポイントは高金利な国の通貨ほどスワップポイントが高くなります。
現在FX(外国為替証拠金取引)で金利差、スワップポイントを目的にトレードする場合にはオーストラリアや南アフリカなどの資源国通貨が注目されています。
なぜならいつも高金利に設定されているからです。
FX(外国為替証拠金取引)の差益とは？
FX(外国為替証拠金取引)では上記で掲載したスワップ(金利差)ポイントを目的に行うFXトレードと今からご説明する差益を狙ったトレードの2種類になります。
このFXトレードを行う際に差益を狙う場合には、
FX(外国為替証拠金取引)の各国通貨のレート変動を予測してから各通貨を売買する事になります。
この差益を狙ったFX(外国為替証拠金取引)を行う場合にはレートの値動きから分析してレートの変動を予測したり、
各国のニュースによる変動を狙って行うトレードなど色々なやり方があります。
このFXトレードでは金利差を狙ったトレードよりも短期間になりやすくなります。
投資の場合では数年間持つイメージがあると思いますが、約1週間程度、
早ければ投資を開始した当日に利益を確定する事もあります。
この利益はわずかな差益から莫大な差益を狙ったトレードまで多種多様なため、一概にどのくらいの期間とははっきりと決定するわけではありません。
まずはこの2種類のFX(外国為替証拠金取引)があることを知っておきましょう。
そうする事でFX投資の概念は理解した事になります。
FX(外国為替証拠金取引)のデメリットとは？
FX(外国為替証拠金取引)のデメリットとは損失の事になります。
FX(外国為替証拠金取引)を行うと資金から損失を計上する機会が訪れます。
この損失は差益を狙った時に、
思っていた方向とは逆にレートが動いてしまったり、
スワップ金利を狙ったトレードをしていて思わぬレートの変動から差益で損失を出してしまい、
スワップポイントで得られる利益よりも多くの損失を出してしまったりというような場合に該当します。
このようにFX(外国為替証拠金取引)の仕事をしているのにも関わらず、
損失、お金を取られてしまう事が最大のデメリットになります。
普通働いているのにも関わらずお金を貰う事が出来ないのであれば、働きません。
このような事がおこってしまうFX(外国為替証拠金取引)は働いた分お金を支払う約束をしてくれるわけではないのでFXトレードでは細心の注意を払う事が大切になります。
