クラウドサービスのセキュリティはiaasなどで管理されています。
クラウドサービス業界が最近では利便性も認められた事から、
各社様々なクラウドサービスを提供するにまで至っています。
しかし、クラウドサービスにはデメリットとして囁かれる一部分も実際に存在するのです。
そのクラウドサービスのデメリットとはセキュリティ問題です。
クラウドサービスはサービスの性質上、利用者が扱うデータや作成したデータはクラウドサービスを使用している物であれば、
全てPC内のハードディスクに保存されるわけでは無く、
クラウドサービスを提供しているクラウドサーバーにデータが保存され管理されることになります。
このクラウドサービスの性質上、
サービス利用者はデータを所有していない事になりますのでデータやファイルなどは全てクラウドサービス提供会社にかかっている事になります。
この点が最近では問題視され、
『クラウドサーバーでのウイルス対策はしっかりしているのか？』
『クラウドサービスにデータを送信する時の通信間セキュリティは万全なのだろうか？』
などのセキュリティ不安が表面化するような事にも発展しました。
そこで今回は本当にクラウドサービスのセキュリティ問題は盤石なのか？
ということで、
クラウドサービスを提供している会社のSaasやiaasでセキュリティに関連する事項を分かりやすくまとめてみました。
様々なクラウドサービス提供会社では一体どのようなクラウドサービスセキュリティ形態が取られているのか？
そのクラウドサービスセキュリティについて細かく区切ってご紹介していきたいと思います。
クラウドサービスのコンテンツセキュリティ
クラウドサービスを使用していると様々なアプリケーションやソフトウェアを扱う事にもなりますのでコンテンツセキュリティはとても重要です。
このクラウドサービスのコンテンツセキュリティとは
日々作成されるデータやファイルなどの事をコンテンツと呼びます。
例をあげるのであれば、
パソコンから見れるEメールなどはコンテンツセキュリティだと考えましょう。
クラウドサービスで提供会社がセキュリティシステムを使用する場合にはこのようにコンテンツセキュリティやネットワークセキュリティなどに分かれてセキュリティシステムが基本的には管理されています。
このコンテンツセキュリティではネットワークの不正やウイルスの脅威に対策するための
クラウドセキュリティシステムが組み込まれています。
社内などからの不正なWEBサイトへのアクセスも検知したり遮断したりする機能もセキュリティシステムに組み込まれているため、
社内外からの不正な可能性の検知に
対応しているセキュリティ部分だと考えれば分かりやすいでしょう。
それ意外にもネットワークやマルウェアにもクラウドセキュリティとして考慮されています。
クラウドサービスのVMセキュリティ
クラウドサービスのセキュリティの一つにはVMセキュリティという物も存在します。
このVMセキュリティ機能は仮想サーバー関連のクラウドサービスセキュリティ機能に該当します。
VMセキュリティの役割としては仮想サーバーやクラウドサーバーに対する不正な通信などの検知から遮断までを行う機能だと覚えておきましょう。
VMセキュリティがしっかりとしているのであれば、
サーバーに保存されているクラウドサービス利用者のデータもしっかり安全に保管されているという事になります。
クラウドサービスを使用予定だけれどセキュリティが不安という方は各社の仮想サーバーやクラウドサーバーのセキュリティ対策がどのようになっているのか？
確かめる事が大切です。
各社で多少の違いはあるでしょうがセキュリティモデルに関してしっかりしているのであれば、個別にセキュリティの説明を受ける事もできるはずです。
特にこの仮想サーバーやクラウドサーバーのセキュリティについては確認しておきましょう。
以上でクラウドサービスの簡単なセキュリティに関連する説明は終了致しますが、
少しはクラウドサービスのセキュリティについて詳しくなれたのではないでしょうか？
クラウドサービスを利用する前には是非このセキュリティ情報を生かして、
どこの会社のクラウドサービスを使用するかを決めるための参考項目にしてみて下さいね。
